5月定例会を開催
5月22日(火)、秦野商工会議所において5月定例会を開催しました。
今回は、当会役員の(株)サポートライフ 代表取締役 矢野俊子 氏より「選ばれる会社を目指して〜創業20年の軌跡と今後の展望〜」をテーマにご講演いただきました。
同社は、自動車や電子部品関係などの製造業を中心に地域密着型の人材派遣会社として1996年創業。県内企業で人手不足が顕在化する中、派遣会社も地元人材の奪い合いになっているのが実情。そこで、人材をコンスタントに確保できる地方などに着目し、宮崎県都城市に支店を置くほか、ブラジル・サンパウロに提携会社を持ち、現地での採用活動を積極的に行っている。
創業20年の実績の中で定着率の高さは業界トップクラス。その秘訣は、各種マニュアルによる徹底した社員教育と派遣人材の育成。そして、毎日、朝・昼・晩に行う派遣先企業への巡回。派遣スタッフや会社の責任者と面談しながらフォローを欠かさない。また、サンパウロでは、テレビ電話で面接し日本語能力をチェックし、来日後は日本企業で働くために必要な考え方や習慣などを教える「導入教育」も行っている。
こうした取り組みが定着率アップに繋がり、人手不足に悩む企業からのSOSに応え続けている。
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