6月定例会を開催
6月19日(火)、秦野商工会議所において6月定例会を開催しました。
今回は、東京海上日動火災保険? 神奈川支店 課長 矢野 雄二郎 氏をお招きして「宮崎県小林市での観光を切り口にした地方活性化」をテーマにご講演いただきました。
同氏は、「内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部」の地方創生人材支援制度を通じて、2016年から2年間、宮崎県小林市へ出向。市長付きの常勤特別職観光政策参与(現 こばやしPR大使)を拝命し、同市の観光・物産の振興による経済と雇用促進を含めた地域社会課題の解決を進めるための取り組みを行ってきました。
実際に、一から観光DMOを組成。自治体がスカウトし、移住した有名シェフのパトロンになり、レストランの開店資金を“出資と地域への食育や調理技術の提供”をセットした「シェフ・パトロナージュ・プログラム」を企画・展開。
今年4月には、同市にフレンチレストラン“Kokoya de kobayashi(ここやっど小林)”をオープンさせました。
矢野氏は、「地域活性化に向けた提起において、最後は、“主体性のある人とチーム”を作り出すことが最重要課題であり、人材の確保には、十分な地域課題抽出と共有化、交流人口・地縁&血縁からの人材スカウト、地元企業の人的支援の3つがある。そして、地域で活性化論議・発表ができる場とチームビルディングする環境作りが最も重要である」と語られた。
◆矢野氏が手掛けた「食と農の魅力創生プロジェクト」により、オープンしたフレンチレストラン“Kokoya de kobayashi(ここやっど小林)”のホームページはこちら→https://kokoya-de-kobayashi.com/
|